チェックイン後のキャンセルは2度とごめんです ※画像はイメージです(ロンドン大阪直行便復活希望)
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◆目次
⬇️ 1. 何があったのか:怒涛の「たらい回し」タイムライン
⬇️ 2. 権利は主張する!EU261/UK261法(欠航補償)への道
⬇️ 4. 請求への道:見つけたのはシンプルなフォームだった
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▼1. 何があったのか:怒涛の「たらい回し」タイムライン
無事にロンドンへ戻り、時差ぼけもやっと落ち着いてきたので、今回はあの「悪夢のフライトキャンセル劇」の全貌をお話ししようと思います。
結論から言うと、ロンドンから大阪に帰るはずだった私は、なぜかスイスのチューリッヒに飛ばされ、さらにドイツのミュンヘンへ飛び、予定より丸一日遅れて日本に到着しました。
事態をややこしくしたのは、単なる欠航ではなく、航空会社2社と旅行代理店1社による「見事なまでのたらい回し」でした。
それでは私の怒涛のタイムラインをご覧ください。
ことの発端は、日本へ向かう出発前日のことでした。
【出発前日の午前】
オンラインチェックイン完了
元々のルートは「ロンドン→ヘルシンキ→関空」。
フィンエアーで順調にチェックインを済ませ、「よし、パッキングしよう♪」とのんきに構えていました。
【出発前日の午後】
悪魔のSMS
ランチを食べ終えたタイミングで、フィンエアーから「ヘルシンキ→関空便が技術的トラブルでキャンセル」との通知が届きます。
【数時間後】
怒涛の振り替え案……だが?
提示された代替え便はルフトハンザ便の「ロンドン→フランクフルト→羽田→伊丹」。
「まあ移動は増えたけど行けるなら…」とチェックインしようとするも、なぜか発券(チケット発行)が完了しておらずオンラインチェックインができません。
そのうち、フィンエアーのアプリから私の旅程が消え、購入元の旅行代理店エクスペディアのアプリからも旅程が消えました。
エクスペディアに連絡をすると、チケットがキャンセルされているとのこと。
「私、いつキャンセルしました?」と尋ねると、「あなたではありません。ルフトハンザがキャンセルしています。」と回答がありました。
怖い!怖い!私のチケットはどこ?
さてここから、フィンエアー(運航元)、ルフトハンザ(振り替え先)、エクスペディア(購入元)の3社を巻き込んだ、見事なまでの「たらい回し」のスタートです。
エクスペディアに問い合わせると「ルフトハンザのカスタマーサービスに電話して」と言われ、ルフトハンザに電話すると「明日には発券されるから待って」と言われ……不審に思いつつも、私は信じて待つしかありませんでした。
【出発当日の早朝】
発券されないまま空港へ
嫌な予感がしつつも空港へ移動。
しかし、案の定チケットはまだ発券されていません。
ヒースローのルフトハンザのカウンターで言われた衝撃の一言。
「支払い(決済)が完了していないので、発券できません」
支払いは最初(購入時)に済ませているはずなのに、裏のデータ処理が届いていないというのです。
空港で、再びエクスペディア、フィンエアー、ルフトハンザへ怒りの電話ラッシュ。
最終的に、見かねたルフトハンザのスタッフがフィンエアーに直接連絡を取ってくれ、なんとか新しいEチケットを発行してもらうことに成功しました。
しかし、その時点ですでに予定の飛行機は飛び立った後。
手配された最終ルートは——
その日の夜出発のロンドン → チューリッヒ(スイス) → ミュンヘン(ドイツ) → 関空
……えっ、スイス?ドイツ?
こうして私は、人生初のスイス(チューリッヒ)で一泊することになり、当初の予定より丸一日遅れて、関西国際空港にたどり着いたのでした。
書き出してみると、なんてこともなかったかのように読めるかもしれません。
ですが実際は、「私どもでは何もできないので、●●の方(他社)へお問い合わせください」のオンパレードで、気がどうにかなりそうでした。
渡された電話番号がアメリカのものだったときは一旦躊躇したものの、とにかくチケットを発券してもらわないと始まらないので、苦々しい気持ちでしたが電話をかけました。
とにかく、「私を日本行きの飛行機に乗せろ!」という思いだけで突き進みました。(笑)
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▼2. 権利は主張する!EU261/UK261法(欠航補償)への道
さて、無事に帰国して「あー大変だった」で終わらせるわけにはいきません。
ヨーロッパを発着する航空便には、「EU261/2004規則」や、イギリスの法律である「UK261」という乗客の権利を守る強い法律が存在します。
航空会社都合の直前キャンセルや大幅な遅延の場合、距離に応じて定額の補償金(今回は1人あたり最大520ポンド)に加え、振替を待つ間に発生したホテル代、交通費、食事代などの実費を請求することができます。
ただ、ここでまた立ちはだかるのが「で、誰に請求すればいいの?」という問題。
購入した旅行代理店(エクスペディア)なのか? 振替便を飛ばしたルフトハンザなのか? それとも、最初の原因を作ったフィンエアーなのか?
結論から言うと、この補償金(EU261/UK261)の請求先は「キャンセルされたその区間を運航する予定だった航空会社(=今回はフィンエアー)」になります。
代理店でも振替先でもなく、原因を作った元に直接突撃するのがルールです。
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▼3. 絶対に捨てちゃダメ!補償請求の「神器」たち
旅先でパニックになっていると、つい紙くずと一緒に捨ててしまいそうになりますが、この戦いにおいて証拠は命です。
今回、私が揃えた「神器リスト」がこちら。
1.すべての領収書(レシート)
・チューリッヒで急遽泊まることになったホテル代
・空港からの移動にかかった電車代やタクシー代
・待ち時間に食べた食事代
・問い合わせに使用した電話料金(アメリカ〜!)
2.元の航空券と、実際に発券されたEチケット
・最初に購入した「ロンドン→ヘルシンキ→関空」の航空券
・振替後に発行された「ロンドン→チューリッヒ→ミュンヘン→関空」のEチケット
3.欠航を知らせるSMS(ショートメッセージ)やメールのスクリーンショット
・「いつ、どんな理由でキャンセルと通知されたか」の記録は超重要!
「紙のレシートは、もらった瞬間にスマホで写真を撮る!」を鉄則にしておくと、万が一失くしても安心です。
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▼4. 請求への道:見つけたのはシンプルなフォームだった
フィンエアーのサイトを開くと、「Feedback and compensation」というページがあります。
そこには様々なオンラインフォームのリストが並んでいます。
その中の「Submit a claim request for the flight disruptions or baggage issues(遅延・キャンセルや荷物トラブルの請求申請)」を選び、フォームを進めていきます。
そして、自分に当てはまる項目をクリックし、必要なレシートなどを添付し、申請します。
※ちなみにこの請求、対象便の日付から2ヶ月以内に提出する必要があるそうなので、私みたいに後回しにせず早めに動くのがおすすめです。
これで一旦終了です。
すまし顔で書いていますが、こんなフォームがあることを知らなかった私は、何があったか航空会社に事細かく説明しないといけないと思い込んでいました。
それで、記憶が薄れる前にと時系列にメモ書きし、そこから英文レターを作成するという、やらなくていい作業までやっていました。
これが本当に面倒だった。(笑)
でも、そのお陰でこのコラムも書けていたりします。
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▼5. 結果はまだ出ていません:現在進行形の顛末
私は今回、6週間の日本への一時帰国で飛行機を利用しました。
一日二日、日本への到着が遅れても問題ないスケジュールだったのでこれ以上の影響はありませんでした。
もし、短期間の旅行や仕事、冠婚葬祭での利用だと考えるともっと地獄だったかもしれません。
さて、進行状況はというと、結果はまだ出ていません。
ただ、申請後1週間ぐらい経った時に、「ホテルのレシートを送ってください。」と連絡が来ました。
もちろん既に送付済みです。
とりあえず再送しました。
ただ、その連絡の中に「ホテル名、住所、チェックインの日時とチェックアウトの日時が記載されたレシート」とありました。
チェックインの際に支払いをし、チェックアウトの時は鍵を返しただけなので、もちろんチェックアウトの日時は記載されていません。
また、モヤがかかりました。
でも、とにかく手続きは進んでいるようです。
もしかすると、もっとスムーズなやり方があったのかもしれませんが、自分的には精一杯やりました。
行ってみたかったスイスにも行けたし、チューリッヒで泊まったトランジットホテルも清潔で気に入ったし、そこの免税店も可愛いものだらけでまた行きたいって思いました。
(到着深夜で、出発が早朝だったのに何がわかるの?って感じですが)
それに、ミュンヘンから関空までの飛行機の座席はエコノミーだったのにもかかわらず、シート並びの都合上で足元広々2人席だったしで、チケット発券が地獄だっただけで、実はそこそこ楽しかったのです。
あとは、フィンエアーからの連絡をゆっくり待ちたいと思います。
(SNSで2ヶ月後と見た気もする)
それにしても、最近の航空界隈のトラブルはどうしたものでしょう。
皆様の旅がどうかノーストレスで、スムーズなものでありますように!
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🌐 参考サイト
🔗 UK Civil Aviation Authority (CAA) : Flight delays and cancellations(英語)
※今回はフィンエアーでしたが、補償請求のフォームは各航空会社の公式サイトの「ヘルプ」「お問い合わせ(Feedback & Claim)」ページに用意されていることがほとんどです。トラブルに遭われた方は、ご利用になった航空会社の公式サイトをチェックしてみてください。
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掲載日:2026年9月24日


