Wimbledonの会場 まるで歓声が聞こえるよう – すべてが特別な空間
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◆目次
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▼1. ウィンブルドンの季節がやってきた
4年に1度のお祭り、FIFAワールドカップが始まっていますね。
スーパーには関連のお菓子や飲み物がズラリと並び、パブの入り口には万国旗が飾られ、どこへ行ってもお祭りムード満点です。
そんな熱気あふれるイギリスですが、来週6月29日からは、いよいよもう一つの夏の主役、「ウィンブルドン」が開幕します。
毎年6〜7月に行われるウィンブルドン選手権は、全豪オープン、全仏オープン、全米オープンと並び、テニスのグランドスラムのひとつです。
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▼2. 気軽に観るウィンブルドン
ウィンブルドンの試合は、BBCで無料視聴(英国内のみ)が可能です。
(BBCのウィンブルドンの放送権が2033年まで延長されました。→ BBC Sports)
主要な試合はほぼカバーされているので、ソファに寝転がりながら観るのも、イギリスの夏らしい楽しみ方のひとつ。
自分が追いかけている選手を確実に観るなら一番おすすめの観戦かもしれません。
もう少し気分を上げたいなら、パブでの観戦もおすすめです。
ビールを片手に、周りの歓声と一緒に盛り上がるのはまた格別です。
パブによっては、右のテレビにはワールドカップ、左のテレビはウィンブルドンと両方の試合が映っているところもあったりして、イギリスは本当にスポーツ観戦が好きなんだなと思ったりします。
さらに、今年もロンドン各地にパブリックビューイングスポットも登場します。
コベント・ガーデンのピアッツァには大型スクリーンとデッキチェアが設置され、Pimmsを飲みながらの観戦が楽しめます。
7月7日からの決勝週には、マリルボーンのポートマン・スクエア・ガーデンにも特設スクリーンが登場する予定です。
ほかにも、たくさんのパブリックビューイングスポットがあるので、外出中に発見することもあるかもしれません。

数年前のコベント・ガーデン The Piazzaのパブリックビューイング かわいいし、優雅だな
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▼3. ウィンブルドンに行ってみよう
せっかくイギリスにいるのだから、実際にウィンブルドンに足を運んでみたいという方も多いのではないでしょうか。
チケットの入手方法はいくつかあります。
チケット入手方法の中で、まず試してみるのが「バロット = Ballot」と言われる一般抽選販売です。
高額に跳ね上がるプレミアチケットを定価(正規の最安値)で購入できるバロットは、毎年9月頃に応募受付が始まります。
2026年のバロットはすでに締め切られていますが、来年に向けてmyWimbledonアカウントを作っておくと、次回の応募がスムーズです。
我が家もバロットに応募したところ見事当選したことがありました。
ただし、1つの当選に対して入場できるのは2名だけなので、ほかの家族が行き、私はお留守番でした……。
いつかは私も!と、密かに闘志を燃やしています。
または、当日券となる「The Queue」という方法もあります。
会場外に並んで同日のチケットを購入する方法で、グラウンドパスであれば£33から入手可能。
ウィンブルドンならではの伝統的な体験として知られていて、前夜から並ぶ人もいるほどです。
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▼4. ウィンブルドンといえば?
ウィンブルドンの定番といえば、なんといっても《ストロベリー&クリーム》。
1877年の第1回大会の頃から親しまれていたとされるこの組み合わせ、もともとはウィンブルドンの開催時期とイチゴの旬がちょうど重なっていたことが縁のようです。
冷蔵技術がなかった時代、季節限定のイチゴは特別な味覚でした。
それがいつしかウィンブルドンを象徴する伝統として定着し、現在では大会期間中に38トン以上のイチゴが消費され、25万食前後が提供されるほどになっています。
そんなストロベリー&クリームに、昨年思わぬ”日本”が登場しました。
覚えていますか?
M&Sが期間限定で発売したイチゴが入ったフルーツサンド。
イチゴとクリームチーズを甘いパンで挟んだ、日本のフルーツサンドにインスパイアされた一品で、SNSで大きな話題となり、M&Sのサンドイッチ売上ランキング1位になったほどの人気でした。
このフルーツサンドですが、サンドイッチなのか、デザートなのかと議論になりましたね。
イギリスの消費税ルールだとサンドイッチは非課税、デザート扱いになると20%課税されることになります。
当初、サンドイッチとして売り出していたので非課税でしたが、「これは菓子類ではないか?」と声が上がり税務当局まで巻き込む騒ぎになりました。
今年もM&Sで発売されています。

ウィンブルドンのシーズンに合わせてM&Sで売られているフルーツサンド。今年は新作(ピスタチオクリームチョコ味)が出ました。Red Diamond Strawberry and Creme Sandwichは、2.80ポンド。Chocolate, Strawberry and Pistachio Creme Sandwichは、3.50ポンド。ノーマル味を欲するも売り切れで、新作の後ろに隠れているかもと探され、なくてあきらめたという痕跡がある近所のM&S。新作を買ってみました。食べた家族の感想は、「普通のがいい」でした。
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▼5. 会場で観戦する醍醐味
会場で観戦する醍醐味のひとつは、やはりその迫力ではないでしょうか。
頂点を目指すプロテニスプレーヤーのボールの音、息遣い。
一挙手一投足を見逃さないよう息を殺すように見守る観客席。
ゲームが決まった瞬間の歓声。
たまらないですね。
選手たちも会場を歩いていたり、観戦していたりしています。
タイミングを見て、サインをもらえることもあります。
自分が応援している選手のサインがもらえたら、それは一生の宝物です。

子どもがもらってきた選手のサイン。これを書いている今、もらった本人が留守にしているので、誰のサインかがわかりません。このままクイズにします。みなさん、わかりますか?
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▼6. がんばれニッポン!注目の日本選手
今年の日本人選手は男子では島袋将、女子では大坂なおみ(第14シード)と伊藤あおいが本戦に出場予定です。
コラムアップ時点(6/25)ではまだドロー発表前ですが、それぞれの活躍に期待したいと思います。
そして、このウィンブルドンのコラムを書くにあたって、どうしても触れずにはいられません。
錦織圭。
今年5月、今シーズン限りでの現役引退を発表した錦織選手ですが、今年のウィンブルドンは負傷のため欠場となりました。
2014年全米オープンでアジア人男子として史上初のグランドスラム決勝に進出し、2015年には世界ランキング4位という日本人男子史上最高位を記録。
4大大会すべてでベスト8以上を残した唯一の日本人男子選手でもあります。
長年にわたり日本テニス界を牽引してくれた錦織圭選手に、心からの感謝と敬意を贈りたいと思います。
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▼7. それは《夏の始まり》の合図
テニスの試合は、ときに長丁場になったりします。
夕方遅くまでゲームが続くこともしばしば。
その時のセンターコートに射す西陽と、選手たちの長く伸びた影のコントラストが好きだったりします。
(選手の皆さんは眩しくて大変です。ごめんなさい。)
そして、優勝が決まった瞬間。
何度見ても、心がギュッと締め付けられる感覚になります。
イギリスに住んでいる私たちにとって、パブで隣の人と肩を並べて観戦したり、コベント・ガーデンでPimmsを片手にスクリーンを眺めたり、M&Sでフルーツサンドを買ったり——街の日常と地続きにある、夏のお祭りです。
| The Wimbledon Foundation – ウィンブルドン会場では、ひとつ素敵な取り組みがあります。試合で実際に使われたテニスボールが会場内のキオスクで販売され、その売上はWimbledon Foundationを通じてチャリティに寄付されます。数ポンドで買えるそのボールは、世界トップの選手たちが打ち合ったもの。お土産として、また大会の記念として、とても人気があります。 |
ウィンブルドンを楽しむ方法は多岐にわたります。
次回は「めざせ、ウィンブルドン」と題して、子供がウィンブルドンの舞台を目指す道のりをお届けします。
お楽しみに。
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🌐 参考サイト
🔗 Wimbledon (ウィンブルドン公式サイト)
🔗 myWimbledon
🔗 BBC Wimbledon (BBC Sports ウィンブルドン特設サイト)
🔗 RHS (英国王立園芸協会 ウィンブルドンとイチゴの記事)
🔗 TimeOut (ウィンブルドン パブリックビューイングの記事)
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掲載日:2026年6月25日


