【イギリス暮らしの楽しみ】Margate〜Ramsgate 海沿いハイキングと今が旬!ブラックベリー摘みはいかが?|AllTrailsで歩くイギリス

海沿いに広がるマーゲートの風景

Margate駅を出て海へ行くと、すぐにこんな素敵な景色が待っています。


MargateからRamsgateへ 約15kmのハイキング


イギリスには、全国各地に歩いていて気持ちのいい場所がたくさんあります。


私は普段からよく散歩をしますが、時には少し足を伸ばしてハイキングにも出かけます。
ある夏の日、MargateからRamsgateへ半島を海に沿って歩いてきました。


北海(North Sea)に面した海辺のリゾートタウンで、ビーチや美しい海岸線が有名なMargate。
ここから、今回のハイキングの目的地Ramsgateへ出発します。



計画性のある皆さんは、前もって安めの電車のチケットを買われると思いますが、そんな計画性を持ち合わせていない私は当日に普通にチケットを買って行きました。
(電車のチケットの早割などの話はまた別の機会に)

急に決めて、急に行くことにしたこの日は見事な晴天です。
ハイキングに行くことにした理由はこの晴天にありました。



マーゲートのプリンセス・ウォークから見下ろす白い崖と海

Margateから海沿いを南下する途中、崖の上に見える要塞のような建物はKingsgate Castle。
18世紀の邸宅を改装したもので、今は集合住宅として使われています。



見事に絵に描いたような海岸沿いです。

駅を出てからPrinces Walkというハイキングコースを目指して歩いて行きます。

こちらはBotany BayからPalm Bayにかけて、崖の上を走る舗装された遊歩道で片側にはMargateの街並み、もう一方には Botany Bay が展開し、広い空と海の大パノラマが楽しめます。

Botany Bayの小屋と海水浴客

沿いに並ぶカラフルな小屋は「ビーチハット」。
レンタル可能で、テーブルや椅子が備え付けられており、海辺でピクニック気分を楽しめます。



途中、崖から降りて海へ行くことも可能です。


この時の失敗は、海に入れるような道具を何も持っていなかったこと。
せめて足だけでも浸かりたかったのですが、タオルもないし、サンダルでもなかったので諦めました。




暑さもあってかなり疲れましたが、途中、こんな可愛い休憩場所が設置されていました。

海に向かって並ぶカラフルなベンチ

どこに座っても絵になりそうなベンチですね。




そして、位置的にこの反対側にはフランスがあり、天気が良く空気が澄んでいるとほぼ間違いなくフランスの陸地がうっすら見えることがあります。


下の写真にその輪郭が、かすかに写っているんですが…見えるでしょうか?


海の向こうにうっすら見えるフランスの陸影

 フランス?それとも蜃気楼?



ところで、日本ではハイキングや登山の後は温泉が待っていたりしますが、イギリスはパブが待っています。
歩きに歩いたはあとの1杯のビールは格別に美味しいですね。

パブで飲むハイキング後のビール

おいしい」 ただその一言が言いたいがための一杯。






●もう道に迷わない。安心をポケットに。AllTrailsのすすめ



AllTrailsのアプリアイコンところで、AllTrailsというアプリをご存知ですか?
AllTrails(オールトレイルズ)は、世界中のハイキングコースや散歩道を探せる便利なアプリ。
地図付きのルート情報や写真、レビューが豊富で、自分の歩いた記録も残せます。
GPSで現在地を確認できるので、初めてのルートでも安心。
現地で迷いたくない人や、新しい散策コースを開拓したい人にぴったりです。


MargateからRamsgateへのハイキングでも使用してみました。
一見、地図がなくてもたどり着きそうなルートではありますが、途中の細かい道はやはり地図がないと心もとないですからいつでもどこでも使います。


AllTrailsアプリのハイキング記録画面

この日は、MargateからRamsgate 約15km + 家までの往復を加えるとトータル20km以上歩きました!3万歩以上!



注意点としては無料版だと地図をオフライン保存できないので、電波がないエリアでは不便です。
まだ、僻地で使用したことがないので不便を感じたことはないのですが、もし、月に一度以上はハイキングに行くのであれば便利な機能がたくさんある有料版をおすすめします。



●ブラックベリーを摘んでみよう!


そして、夏から秋にかけてイギリスのもうひとつの楽しみといえば、自然の恵み。
この時期、ハイキングや散歩の途中でふと見つけることができるのが、野生のブラックベリーです。

エッピングフォレストで見つけた野生のブラックベリー

まるで森の宝石や!


この写真は、ロンドン北東部に広がる「Epping Forest(エッピング・フォレスト)」に行った時のものです。
約2,400ヘクタールもの広大な自然林で、ロンドン中心部から電車で1時間以内とアクセスも良好。
地元の人たちの散歩やサイクリング、ピクニックに人気の場所です。
もちろんこの時も、AllTrailsは大活躍でした。


毎度のことながらブラックベリーを摘もう!と思って行ったわけじゃないので、摘んだものは行く途中のカフェで買ったジュースの空き容器に入れました。


よく見て熟しているのだけを摘んでいきます。




イギリスでは一般的に「野生のブラックベリー(bramble)」は採ってOKとされています。
国立公園や公共のフットパス沿いなどでは、通行人が自由に摘んで楽しんでいます。


ただし、「商業目的で大量に採る」のはNGで、常識的な量(自分や家族で食べて程度)に限られています。
もちろん、私有地や農地に生えているものは土地の所有者の許可が必要です。
あと、車道沿いや犬の散歩コースは、排気ガスや衛生面で避けた方が安心ですね。


採るなら排気ガスの心配も少なく、太陽をたっぷり浴びて甘くなっていることが多い高めの枝の実が安全でおすすめです。


その場で食べたいときは、水筒のお水でちょちょっと洗って食べると格段に美味しいです。






さて、イギリスのブラックベリー(bramble)の旬はというと、 8月〜10月 です 🍇

▶︎ 8月上旬:早い場所だと熟した実が出始める
▶︎ 8月末〜9月:ピーク。粒も大きくて甘く、採る人も多い時期
▶︎ 10月:遅い場所ならまだ実ってるけど、小粒で酸味が強くなりがち

伝統的にイギリスでは「10月の聖ミカエルの日(Michaelmas Day=9月29日)を過ぎたブラックベリーは食べない方がいい」という言い伝えがあります。
理由は、霜で傷んだり、虫やカビがつきやすくなるからです。





晴れた日にふらっと歩いて、海を眺めて、道端の恵みを摘む。
そんなイギリスの楽しみ方、ぜひ試してみてください。






(2025年08月28日掲載)

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