シリーズ イギリスの郵便事情 〜最終回【実録】イギリスの郵便はなぜ届かない? 在英25年 信じるものは絶対届く!

イギリスの街並み 赤い郵便ポストが写っている画像

イギリスの郵便事情はトラブルだらけ?

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シリーズでお送りしてきた「イギリスの郵便事情」。
いよいよ最終回です。

今回はタメになる話は全くありません。

コラム「よみものミニ」として贈るのは、ただの体験談です。

しかも私ひとりの体験談です。

日本にいた頃は、ほぼ問題なく送り送られるニコニコ郵便生活をしていました。

渡英当初は驚きもありましたが、慣れと言いますか、諦めといいますか、郵便事情に限らずですが、いつのまにか「成るように成る」と思いながら生活しております。

下記、だらだらと書き連ねるので、「私もー!」と共感、もしくは「えーーー!?」と驚いてくれてもなんでもいいです。

お時間のある時にでも読んでくれると嬉しいです。



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◆今回のトピック

⬇️ クリスマスカードはいつ着くの?

⬇️ 不在連絡票 – 私、家にいたよね?

⬇️ 郵便局大量リストラ 最後の一日

⬇️ だからイギリスは面白い?

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📮 イギリスの郵便は遅い?クリスマスカードはいつ着くの?

日本や世界中に送るクリスマスカード。

気を抜くと届きません。

しかも、「送ったから」とか、「届かないけど、今年は出した?」なんて聞かないのが年賀状やクリスマスカード。

届かなかったら、「書かなかったんだな」と思うだけ。

「届いたよ!」と皆教えてくれますが、ずっと連絡を待っているわけじゃないから忘れた頃に「届いたよ!」の連絡が来てびっくりしたりします。

一番の最長記録は、イギリスから日本へ2022年12月に発送したカードが、2025年1月に届いたこと。
約2年間どこにいたのでしょう。

逆に日本からイギリスに送ってくれた年賀状が私の元へ2ヶ月を経て届いたこともありました。
余分な消印が押されていたので見ると、ジャカルタと書かれていました…。

そうかと思えば、友人が私宛に日本から送ってくれた年賀状が「返送理由が表示されずに」友人宅に返送という切ない憂き目に遭う事態が2回ほどありました。


今は友人が送ってくれた2025年の年賀状を待っているところです。
いつもお子さんと友人のそれぞれが年賀状を送ってくれています。
お子さんのハガキが先に届いたので友人も送ったか確認したら、「送った」と教えてくれたので待っているところです。

待っていていいですよね?

いつか届くんですよね?

なので「待っているところ」です。


ところで日本の郵便局は、遅延や返送は絶対に日本側のせいではないのに、いずれも詫び状や丁寧な理由が添えられていました。

皆さんもそうでしたか?

友人からの「届いたよメール」に添付された画像に写る詫び状を見るたびに、「あなたのせいじゃないのに」と思うのです。



爪の垢を煎じて飲みやがれ





イギリス 自宅の郵便ポストの画像

紙のDMもめっきり少なくなりましたね。





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🥷 イギリス郵便あるある 不在連絡票 – 私、家にいたよね?


この世には、留守中に書留だったり小包だったりなど、郵便物が配達できない状況の時にそっと投函される不在連絡票という用紙があります。

留守=家に人がいない状態

いや、いましたが?
なんなら朝からずっと家にいましたが?

それでも不在連絡票は届くのです。





そんな事は序の口という、少しややこしい事案が発生しました。

ある日、ドアのチャイムが鳴ったので覗き穴から見ると、全身を掻きむしりながら立っている郵便配達員がいました。
実家(日本)からの小包を届けてくれたようです。

その配達員が言うには「(ヘラヘラ)この間も小包届けたけど、(ヘラヘラ)いなかったから送り返したよ」。

私「不在連絡票はなかったし、知らなかった」

配達員「(ヘラヘラ)もうイギリスにないかもね(ヘラヘラ)」


なんだ、こいつは。

配達員には帰っていただいて、急ぎ日本の実家に連絡して、お問合せ番号を聞き、郵便局に小包を取りに行きました。
もちろん日本に送り返されてはおらず、規定の期間までは保管してくれています。




さて、郵便局に荷物を取りに行きました。

不在連絡票がなかったことを説明し、お問合せ番号を伝え、身分証明(運転免許証)を提示して荷物を受け・・・取れませんでした。

局員「不在連絡票がないと渡せません。だいたい、その問い合わせ番号はどこで入手したんだ。」


はい、ご想像の通りです。
ここで引き下がったら女が廃る。

小さなやり取りでは埒が明かないとわかりました。
スイッチオンでございます。

「は?問い合わせ番号なんて送り主に聞いたらわかるでしょ?その荷物は日本の母親が私のために送ってくれた荷物。私のために!私の母が!送ってくれた!荷物です!あなたの荷物じゃない。私の荷物です!」




局員さん、後ろの棚からすぐに私の荷物を持ってきてくれました。


無事、奪還。


荷物を受け取った後、後ろを振り向くと並んでいた他のお客さんが皆優しい顔で「よかったね」と言ってくれ、なんだか怒った自分が恥ずかしくなりましたとさ。





ん?結局、誰が悪いん?


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🏣 イギリス郵便局閉鎖の現場 郵便局大量リストラ 最後の一日

覚えてらっしゃるでしょうか。

2007年〜2009年ごろにあったNetwork Change Programme(ネットワーク変更計画)のことを。

労働党政権下で発表され、Post Office Ltdの赤字解消と、メール普及による利用激減を理由に、約2,500の郵便局が閉鎖されました。



私の住んでいる地域の郵便局もそうでした。

Network Change Programmeの煽りを受け、ニュースエージェント内に設置された郵便局が閉鎖になりました。

もちろん「SAVE OUR POST OFFICE」ということで、署名をしたりもしましたが力及ばず残念でした。(というか、どんなに数が多くても閉鎖の道は避けられなかったと思います。)



ご近所の郵便局のおじさんはみんなに愛されていました。

地域のフリーペーパーによると、そのおじさんは車椅子ユーザーのために実費で店前にスロープを作ったりするような人でした。


私もその優しさにあやかった経験があります。

ある日、日本に送る小包を持っていきました。

おじさんは、「もし、中身を分けることができるなら、小さな箱2つに分けて送りなさい。送料が安くなるよ」と教えてくれました。

当時は、度々日本に荷物を送ったり手紙を送ったりしていたので顔を覚えてくださり、行くと「日本だね」と何も言わなくても手続きを進めてくれていました。

たまに日本じゃない国だと「ごめんごめん」と苦笑いしながら対応してくれたこともありました。



そして、いよいよおじさんのいる郵便局最後の日。

たまたまというか、何というか、日本に小包を送ることにしました。

行くと、普段は並んでいても1人か2人ぐらいなのに、その日は外にまで続く行列がありました。

窓口では、皆口々におじさんにお礼を言っています。

おじさんは淡々と仕事を進めていました。

うん、うん、と頷きながら。

いよいよ、私の番です。


おじさん「日本だね」


今まで聞いた中で一番優しい「日本だね」でした。

ありがとう、おじさん。

おじさんのお陰で今までずっと安心して小包が送れたよ。




そして私はその次の日から、郵便サバイバルの道に進むのでした。



イギリスの田舎の郵便局の画像

郵便局それぞれに物語はあります



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🇬🇧だからイギリスは面白い?

思い出しただけで、これだけある郵便物語。

書きながら他にもあったなーと考えていたら、出てくる出てくる。

長蛇の待ち行列があっても構わず保険の勧誘を絶対にする窓口のおじさんとか、親切すぎて余計にややこしくなるおばさんとかの話もありました。



たかだか郵便、されど郵便。

手紙送るだけですよ?

小包受け取るだけですよ?

買うだけですよ?

届けるだけですよ?



ど う し て そ う な る の ?




あなたはどうですか?
どんなエピソードをお持ちですか?(笑)



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掲載日:2026年1月29日


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